コンビニに備蓄米を買いに行けば……/白豚貴族、読了
5Kgで2000円代の備蓄米があるかもと、コンビニへ行く途中で派手に転んだ。
立ち上げれば、右足のズボンの膝の部分がやぶけ、膝からは血が流れている。
「大丈夫?」
通りすがりのオバちゃん達が集まってきて心配してくれた。
痛い!というより、恥ずかしくて。
「大丈夫です。ありがとうございます」
そそくさとお礼を言うと、エコバックで膝をかくしてコンビニへいそいだ。
けれども備蓄米はお店にはなかった。
「備蓄米?
あそこにあるわけないやん。
もし、あったとしても食べ盛りの子供がいる家庭が買えばいい」
とついてこなかった(いつもはどこでもついてくる)夫には転んだ事は言いたくなかった。それみた事かになるもん。
「やっぱりなかったわ」
涼しい顔でそう言うと、こっそり傷の手当をした。
【白豚貴族ですが、前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます】
を読了する。
「白豚貴族が異世界で宝塚歌劇を立ち上げる話やねん。
面白かったから読んでみて」
と友達(お1人様の元銀行員)にすすめられたのですが、最初はイラストに抵抗があってお義理で読んだ。
けど文章力が高くて、案外楽しめた。
なかなか宝塚歌劇のシーンがでないなっと思っていたら、この話、何巻も続くのですね。
私は1巻でやめとくけれど、自分では絶対選ばない本だと思うので、教えてもらって良かったです。
ちなみに作者は宝塚歌劇団、元月組の美弥るりかさんのファンでいらしゃる。と【小説家になろう】に書かれてました。

