滅多にないもの。長続きする女の友情……。

移住をきっかけに、人間関係がスパッと切れた人もいる。
その中の一人がA子ちゃん。
「ずーと友達でおってな」
高校を卒業するときA子ちゃんは私に言った。
(むこうは忘れていると思うが、私はしっかり覚えているぞ)
お互い気が合ったのも事実。
だから結婚し、子供が成人し、還暦になっても、縁は続いた。
けれど、ある日突然A子ちゃんが変わってしまう。
「おかしいな」
と思っていると、突然自宅にA子ちゃんからある宗教団体の聖書が贈られてきた。
宗教は個人の自由だけど、そこは世間的にはあまり評判が良くない団体です。
「聖書、読んだ?」
A子ちゃんからの電話に、
「読んでない。私は宗教には興味ないから」
と答えるしかなかった。
それから会う事がなくなり、移住先の住所も教えていない。
たしか、【枕草子】の【滅多にないもの】のところに、
(男女の話だけでなく、女同志でも、一生仲の良いもの同士でいることは、難しい。)
というような意味が書かれていたと思う。
原文でなく、漫画の方で読んだけど、あの
【清少納言】も同じような事を感じていたなんて、ちょっと喜しい。
春は出会いと別れの季節だからかな。
ふとA子ちゃんの事を思い出した。
(広告)ネットで中古の源氏物語を購入した時出品者からいただき喜しかった栞。
思ったより香がもちました。
https://pandagami.muragon.com/entry/595.html
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