介護するタカラジェンヌ達
おはようございます。
もう11月。
新しい年のカレンダーも、買いにいかないと。
ひよっこの近くには94歳になるお婆様がいる。
そのお婆様(おババサマ)は、タカラヅカカレンダーを楽しみにしている。毎年ね。
きっかけは、数年前、だぶって買ったスターカレンダーを、お婆様の家におしつけたから。
「ちょっとう。男の人のスーツ姿ってえーなあ」
と、お婆様はベッドから身をおこして乙女な声(まだ、でるんですね)をあげたんです。
たしか、れいこさん(月城かなと氏)のページだったと思う。
それから、毎年。
ベッドのそばにステージカレンダー、トイレの横にスターカレンダーを飾ります。
お婆様は、認知で1人では何もできません。
1人暮らしなので、ヘルパーさん達に入浴、洗濯、食事をたよってます。
なのに、カレンダーだけは、毎月きっちり自分でめくるんですよ。
で、ひよっこに感想をもらす。
「この子、スターやのに、普通の娘さんぽくって可愛い」
それは、まどかちゃん。
「この子、いくつやねん。若そうやけど。
○○ちゃん(近所の兄ちゃん)みたいで、可愛なあ」
それは、こっちゃん。
他にも多数のジェンヌさんに励まされてます。
別に若い頃、宝塚好きでも、なかったのに。
「介護にも生活の潤いって大事なんやね」
そんなお婆様を見て、ケアマネージャー(個別に介護プランをたててくれる人)さんが言ってました。
これからも、よろしくね。ジェンヌ様。